2年ぶりの祭り放送!本日19時から千葉テレビにて。しかし…。

毎年ナレーションさせていただている「ダイドードリンコスペシャル房総の祭り」。本日19時から中台梯子獅子の放送なんですが、実は祭り自体は2年連続で中止になっています。活気溢れる祭りの映像は使えず、それでも伝統を守るため梯子獅子舞の練習に励む男たちの姿は感動的です。ここで祭りの本来の意味を考えてしまいます。神仏・祖先をまつり、五穀豊穣や人々の健康、防災、生活の繁栄を祈る。その中で疫病退散は大きな目的だったはず。苦渋の選択とはいえ中止は最良な決断なのか。規模を縮小して開催できないものか。

最近あちこちの神社にお詣りするが、鈴を鳴らす綱「鈴緒」がほとんど外されている(もしくは結えて手の届かない高さに吊り上げられている)。むろん理由は分かるが、だったら今まで常識だと思っていた作法って何なの、と思ってしまう。

色んなことをあらためて考えさせられる番組です。

10/3 1900〜1955 千葉テレビ