孤絶の癒し

何年か前にナレーター仲間の景山聖子さんから「父にプレゼントしたいから父の本を朗読してほしい」と頼まれて、内容も知らずに二つ返事で承諾した。読んでみると非常に引き込まれて楽しみながら録音したのを思い出す。ぜひ将来は映画もしくはドラマ化をという希望もあったので、勝手に頭の中で実際の俳優さんを配役しワクワクしたっけ。

作家の新井克昌さん、つまり景山さんのお父上は昨年闘病の末お亡くなりになったが、この作品の完成版をお届けした頃はまだお元気でたいそう喜ばれたらしい。丁重な感謝のお手紙もくださり、語り手冥利に尽きる瞬間だった。

今年に入って景山さんがYouTubeでアップすることになり、早くも多くの方が聴いてくださり高評価をいただいている。自分のYouTubeは全然伸びないのに(^_^;)

映像化の夢はご親族ともども持ち続けています。是非沢山の方々に聴いていただきたい作品です。